模擬負荷点検(定置式)のご提案

負荷試験の義務化

2018年6月1日に施行された消防法により、1年に1回の負荷試験の実施が義務付けされました。
実施を怠った場合は、法令違反となり罰則規定が設けられております。
法令 点検期間 点検内容 基準
消防法 1年に1回の総合機能点検 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備、非常用発電機設備等が十分に機能するかを実際に確認
非常用発電機は30%以上の実負荷試験
点検要領
罰則規定 30万以下の罰金又は拘置(消防法 第44条11号・第45条3号) 点検報告をしない者
又は
虚偽の報告をした者

なぜ、負荷試験が必要なのか?

非常事態に非常用発電装置が正常に動かない場合、被害をさらに拡大させる可能性があります。
例えば、エレベーターや消火活動に必要なスプリンクラー、消火栓ポンプ、病院の生命維持装置など動かなかった場合、重大な二次被害が発生する恐れがあります。

非常用発電設備について予防的な保全策(メーカが定める点検や部品交換)が1年ごとに確認が必要です。

負荷運転及び内部監察などを、6年に1回にの実施が必要です。

負荷運転及び内部監察などのイメージ

2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026

前回の負荷運転または内部監察から6年経過後

前回の負荷運転または内部監察から6年経過後

負荷試験とは?

非常用発電機に30%以上の負荷をかけて、運転することを負荷試験といいます。
負荷試験とは、消防設備が稼働できる発電ができるかを確認します。
また、定期的に高負荷をかけることで、排気系統の未燃焼燃料を除去が期待されます。

当社発注のメリット

  1. 神鋼造機は「トータル・エンジニアリング」として、設計・法令点検・メンテナンスが行えます。
  2. 消防設備士又は消防設備点検資格者保有の社員が在籍しており、消防点検も合わせて実施することも可能です。
  3. 高圧、低圧両方の電圧で対応可能です。200/400Vはもちろん、変圧器を組み合わせることにより 高圧(6600/3300V)に対応ができます。
  4. 自社の負荷装置車は2t車サイズのため、小スペース で設置可能です。
  5. 非常用発電機の設置環境が悪い場合も、手運びできる小型組立式の模擬負荷試験機をラインナップしております。

負荷試験を行うメリット

  • 1 所内停電を行わず試験が可能です。

    模擬負荷試験機を使用することで、お客様の設備を停電させることなく試験することが可能です。
  • 2 落雷や地震などの天災に対しての備え

    装置の信頼性を向上させ、災害時に性能発揮できることが期待できます。
  • 3 消防局から指導されません。

    法令に遵守した報告書の提出ができ、査察対象になりません。
  • 4 不具合の早期発見

    負荷をかけないとわからない不具合などが早期発見され、修理を計画することが可能です。

負荷試験の流れ

負荷装置でお悩みなら、
お問い合わせください。
現地条件をお伺いし、
お見積致します。
(必要であれば現地調査も行います)
ご発注後、負荷試験を実施します
試験結果に基づく報告書のご提出・
修繕必要箇所のご提案をします。

実施事例

1.負荷試験機搬入

2.試験前点検

3.負荷ケーブル接続

4.負荷試験時 ケーブルつなぎ込み

5.負荷投入

6.負荷運転

負荷試験のお問合せは

サービス営業部 パワーサービス営業室

  • 営業本部:(03)5739-5134

  • 大阪支社:(06)4707-8271

  • 名古屋営業所:(052)485-6612

メールでのお問合せはこちら